PLH10 Daisen

DAISEN (PLH10)
IMO9218246
3,100GT/105.4m-14.6m-8.0m/1*Bell212
Base/Maizuru-Kyoto pref.
Built/2001
Photographed at RainbowBridge/Tokyo 2003

日韓共催ワールドカップだのなんだのの事情で秋の開催になった2002年の海上保安庁観閲式に前年に就役した「だいせん」がやってきた時、まなみさんは「やっぱりこれ持ってこなきゃなあ」と思った。

翌2003年の観閲式、やっぱり来航した「だいせん」に、まなみさんは当然のことながら、「やっぱりこれからのPLHはこれだよなあ」と思った。

それから5年6年たって、まなみさんは観閲式がある時にいつも思う。

PLHは「りゅうきゅう」とか「だいせん」を呼ばんかいっ!!!


何といっても船艇整備の期間がものすごく長いわけだから、その中で様々な改修が施された。特にPLH08「えちご」以降、このタイプは、デザイン面ではまったく別のスタイルに進化したと思う。まなみさんのイメージは、「えちご」はどことなく中途半端、「りゅうきゅう」「だいせん」はそれを洗練されたスタイルに進化させた、というイメージなんだけれど、まなみさんよりももっと前から巡視船艇に興味を持っている人の中には、また違うイメージを持っている人も多々おられる(そのうち「えちご」を取り上げた時にそのあたりを触れてみたいと思っている)。

拠点型の大型巡視船だけに、整備の面でも一気に拡大することもなく、気がつくと案外地味なフラッグシップ。観閲式でもどうしても「かっとびくん」が注目を集めてしまう。

だから、こういう「お客様乗せるほう」の役割になっちゃうと、先鋭型は来ないのかもしれないし、配属エリアの関係もあるのかもしれないし・・・。

でも、だなあ・・・・その、まあ、別に、だなあ、「おおすみ」「はやと」のどっちかとかやめろよなあ、と、そこまではっきり言うつもりはない(と言いながらはっきり言ってるよなあ〜笑)んだけれど、たまには「りゅうきゅう」「だいせん」も観閲式によろしくお願いしますだ、うん。2005年の「えちご」はまなみさんにとってものすごく嬉しかったし、2003年の「だいせん」は、

Daisen et Soya

観閲式ならでは、その上、狙わなきゃ撮れないカットが撮れたってことでもとても嬉しかったんだから。

Manami Ebihara(な)

CL115 Imakaze
IMAKAZE (CL115)
23GT/20.0m-4.5m-2.3m
Base/Imabari-Ehime pref.
Built/2002
Photographed at Daikoku Fishing Facility/Yokohama 2004

まなみさんのサイトコンテンツの中では最もブログらしい感じのSilk-Hat-Clubで「いまばり」のことを取り上げたので、その流れで「いまばり」におられる巡視艇を・・・でも横浜で撮ったカットだけれど(笑)。

一時、CLクラスは割と近隣保安部署調達みたいな雰囲気が強かった海上保安庁観閲式に「遠いところからのCLの登場」が復活したのが2004年あたりじゃないかと思う。来てもせいぜい清水の「ふじかぜ」「しずかぜ」あたりまでだろう、と思っていたら、2004年、「しやちかぜ」「しらはぎ」、そしてこの「いまかぜ」だ。二管、四管でもこのサイズで東京湾エリアまでって大変そうだよなあと思うけれど、はるばる愛媛県から観閲式にやってきた「いまかぜ」に感動したまなみさんは、それから4年後、愛媛県に行った時に「いまかぜ」のベースにちょこっとだけ立ち寄って、

CL115 Imakaze

ちゃんと写真撮ってきたりもしたのだった。

観閲式という性格もあってか一時は途絶えがちだったCLクラスの参加も、2004年以降はコンスタントに続いている。さすがにお呼ばれする巡視艇は隣接管区が中心みたいだし、このクラスが遠方からやってくる大変さも十分にわかるので贅沢は言わないけれど、逆に、こんな遠くから来てくれたCLは、まなみさんにとってものすごく印象に残る、とても好きな巡視艇の1隻になった。

来月、今治に行ったらまた会えるかなあ、と思うと、ちょっとわくわくしていたりもする。

Manami Ebihara(な)

PC51 Yodo
YODO (PC51)
IMO9249154
125GT/37.0m-6.7m-3.45m
Base/Kashima-Ibaraki Pref.
Built/2002
Photographed at Yokohama 2003

就役以来、海上保安庁観閲式の常連だ。就役が2002年だから十分に新鋭巡視艇だ。

でも、受閲船隊にはなかなか加えてもらえない。

それはないだろう、と思って、以前、まなみさんはこんな受閲船隊を考えてみたことがある。

ひりゆう(FL01)〜たかとり(PM89)〜よど(PC51)〜しらさぎ(OR01)〜横浜のCLに横抱きされたM107〜つるみ(OS01)

海上防災というのは、海上保安庁の役割の中でもとても重要なものだと思う。だから、観閲式では、防災関連の展示訓練が必ず展開される。だからこそ、そういう海上防災のエキスパート船艇だけで編成された受閲船隊があってもいいだろう。欲を言えば「旧ひりゆう型」とか「旧ぬのびき型」とかもお呼びしたいところだけれど、その辺は予算できるだけかからないように(勝手に考えてるのにそういうところだけは一応省庁の事情も考慮しているわけだ〜笑)管区内でまとめる。で、びしっと並んで放水しながら観閲を受けるわけだ。

結局のところ、「しらさぎ」以下の船艇は全部いなくなってしまって、こういう受閲船隊は夢幻になってしまったわけだけれど、こういう受閲船隊があったりすると、「あの船、なんだよ?」みたいなのもあったりしてものすごく「ウケる」んじゃないかなあ、とも思ったりしたのだった(笑)。

お名前の「よど」は淀川の「淀」ではなくて、「四度の滝」(袋田の滝)の「四度」。

Manami Ebihara(な)

PL42

DEWA (PL42)
IMO9359064
846GT(TM69)/79.0m-10.0m-6.0m
Base/Akita-Akita pref.
Built/2006
Photographed at SymbolTower/Yokohama 2006

まもなく本日の部が始まる2009年の海上保安庁観閲式にもご参加の新世代1000トン型。不審船対策などの領海警備機能重視型で、2005年から2006年にかけて3隻が建造されているけれど、3隻のうちこの「でわ」とPL43「はくさん」は鶴見のユニバーサル造船で並行建造されたので、2005年の秋あたりから東京湾エリアでは割とお馴染みさんだったような気がする。

そういえば確か2005年って「あそ」が観閲式に呼ばれているから、1年通じてみるとこのタイプ3隻とも東京湾エリアで見られたってことになるんだなあ。

毎年土曜と日曜が本番(今年は悪天候のため土曜日は中止だったらしい)の観閲式は、土曜日は、まあ当然翌日があるから、参加船艇はそれぞれ東京ないしは横浜にちゃんと戻ってくる。ところが日曜日は、というと、観閲式が終わるとそのままお帰りになってしまう船艇がいたりもする。今回の「でわ」、多分日曜日(4/26)の朝割と早めに横浜を出ていると思うんだけれど、今のところお戻りの予定が入ってなかったりする。

写真は2006年の観閲式の際に横浜で撮影したカット。

Manami Ebihara(な)

PC210 Kawagiri

KAWAGIRI (PC210)
IMO7933103
149GT/31.0m-6.3m-3.4m
Base/Rausu-Hokkaido pref.
Built/1979
Photographed at Daikoku Fishing Facility/Yokohama 2004

観閲式シーズンなのでこんなのを。

今から5年ほど前、2004年の海上保安庁観閲式にやってきた巡視艇だ。

30メートル「むらくも」型は1970年代後半から1990年代にかけて、海上保安庁観閲式にはなくてはならない巡視艇だった。イマドキのウォータージェットとはまた違う「唸り」を響かせながら「捲る」姿は、そのグレーの船体カラーも相まってか実際のスピード以上の迫力があったと思う。

そうなんだよなあ、このタイプは「グレーの船体」。

白にS字章のカラーになって、このタイプの巡視艇にもグレーをやめてしまったお船が何隻か出てきた。まなみさんが初めて見た「白い30メートル」は鳥羽にいる「いせゆき」だったんだけれど、初対面の時は「おおっ?」って感じだったけれど、すぐに「似合ってるじゃないか」みたいなそんな印象に変わった。

「白い30メートル」は他にもいる。でも、観閲式にやってきた「白い30メートル」って、ひょっとしたら希少価値なのかもしれない。

Manami Ebihara(な)

単なるメモなので気にしないように(笑)。

4/17予定

お昼前頃
「しもきた」→防災基地
「すずか」→新港9号

ほとんど夕方
「でわ」→新港9号

Manami Ebihara(な)

KORYU

KORYU
ex-FL01 Hiryu(-1997)
Broken up at Daikoku-cho/Yokohama 2003
IMO7856630
198.6GT/27.5m-10.4m-3.8m
Built/1969
Photographed at Taura/Yokosuka 2002

横須賀の長浦湾は、たまに、時間が止まってしまったかのような不思議な風景が展開される場所だと思う。海上自衛隊の艦艇と海上保安庁の船艇と、あとは作業船やタグボートが目につく程度の至って静かな湾に見えるんだけれど、その中に埋もれているお船たちの中にはちょっといい履歴の持ち主がいたりもする。

強力な消防能力と大型のハーバータグとほぼ同等の4000PSというパワー、そして川崎レックスに可変ピッチペラという、消防船としての最高の機能を装備して就役した同名船と交代して1997年に解役された旧ひりゆう型のネームシップ、先代の「ひりゆう」は、解役後に三重県の若三代海事に移り、「こうりゅう」とお名前を変えた。防災船として海外への売却の動きもあったようだけれどそれは実現せず、長浦湾での長い係船期間を経て2003年に横浜港に回航されて解体された。

この写真は2002年の秋の撮影。バックにもう1隻見えている旧「ひりゆう」型のような消防船は、海上災害防止センター向けに1975年に竣工した「きよたき」。この旧「ひりゆう」型は海上保安庁向けと同じ線図をベースにした防災船「きよたき」「おおたき」が1970年代に海上災害防止センター向けに建造された。
1972年に竣工した「おおたき」は同名の新造船の竣工に伴って1996年に退役、その後は中国で防災船として活躍しているらしい。1975年竣工の「きよたき」は2001年にやはり同名の新造船の竣工に伴って退役、長浦湾での係船の後に解体されている。

Manami Ebihara(な)

CL241

SHIRAYURI (CL241)
Retired Mar2009, maybe scrapped
40.4GT/17.65m-4.3m-2.36m
Base/Centrair-Aichi pref.
Built/1982
Photographed at Centrair/Aichi-pref. 2006

中部国際空港(セントレア)の開港を前に設置された常滑海上保安署(現在の中部空港海上保安航空基地)の初代巡視艇がCL241「しらゆり」だった。

1982年の竣工以来ずっと第四管区、それも20年以上を名古屋海上保安部で過ごして、その後が常滑だ。27年というのは海上保安庁の船艇の中でもかなり上位の活躍年数なんだけれど、不幸なことに(ってわけでもないんだろうけれど)この第四管区、それも伊勢湾内のエリアには、だ、ほらあの「しようりゆう」なんていうこれでもかというくらいの大ベテラン(笑)が四日市にいたりするわけだし、名古屋の「しらいと」も相当なもんだし、巡視艇や取締艇にしても四日市の「さるびあ」「べてるぎうす」・・・そういえば先代の「いせぎく」が解役されたのも最近のことだよなあ、みたいな、何だかよくわからないけれど「上には上がいる」みたいな世界だ(笑)。27年っていう活躍年数はどこでもだいたいトップクラスになれそうなんだけれど、お気の毒というか何というか、「しらゆり」、そういう意味ではトップになれなかった。

じゃ、名古屋海上保安部初の「やまゆり」型かというと・・・CL203「こまくさ」ってのが先だったんだよなあ。

そんな、どこか地味っぽい子にとって、セントレアってとこは生まれて初めて、そしていきなりの「一国一城の主」の場。国際空港だぞ、国際空港。撤退続きだろうとか何だとか言われても国際空港のすぐそばのお城の城主だ。

うーん、これがなあ、「だりあ」とか「かんな」とかそういう艇名だったりしたら、やっぱりこうなっちゃうと、「女王様とお呼びっ!」のイッちゃった世界になっちゃうのかなあ(笑)。

その「しらゆり」が、2009年3月に解役された。後任は奄美大島からやってきたウォータージェットのCL92「はるかぜ」になる。

CL241 et CL92

解役式からちょっとたった時に撮影したのがこのカットなんだけれど、まだ艇番号が消されていなかったので、常滑の「しらゆり」と奄美の「はるかぜ」が並んでいる、みたいな感じになってくれた。

中部地方では、梅雨時から初夏にかけてササユリという白いユリが里山で花をつけるらしい。ササユリの名を冠した巡視艇がかつて尾鷲海上保安部にいた(CL245 現在四日市にいる「いせぎく」)けれど、それよりちょっと先輩の「しらゆり」も、やっぱりササユリをイメージして名付けられたのかなあ、と、

CL241

いや、でもなあ、こういう豪壮なお顔ってユリの花のイメージとはちょっと違うかなあ、とか、まなみさんは解役後の「しらゆり」を前に、そんなことを思っていたのだった。

セントレア城の初代城主様、お疲れ様でした。

Manami Ebihara(な)

HS25 Iseshio

ISESHIO (HS25)
30GT/20.3m-4.5m-2.4m
Base/Nagoya
Built/1999
Photographed at Nagoya 2004

「はましお」(HS21)と基本的には同じグループに含まれる小型測量船なんだけれど、スタイルずいぶん違ってたりする。「はましお」は操舵室部分がやや高い位置に配置されていて、これが後方視界の確保などに役立っていたらしいんだけれど、その分ハウス自体が大きく高くなって復元性が今ひとつ。それをどこで妥協するか、みたいなのがあったかなかったか、まあその辺はわからないけれど、この「はましお」型測量船は2番船からこんなどっちかというと「ひめぎく」型CLに近いフォルムになった。

第四管区海上保安本部配置、名古屋にいるHS25「いせしお」は、堀川河口の名古屋海上保安部の船艇溜まりじゃなくて中川運河を出たあたりにバースを構えている。名古屋の海上保安庁船艇ってバースインされちゃうと妙に撮影がしにくい感じがあるんだけれど、この「いせしお」だけは、在泊していてくれれば「どうぞどうぞ撮ってください」みたいな感じで、対岸から真横位置の撮影がし放題だったりする。

でもなあ、堀川寄りの保安部バースにばかり目がいっちゃってると忘れがちになっちゃうかもなあ、ここ。

Manami Ebihara(な)

PM78 Ishikari
ISHIKARI (PM78)
BIHORO Class
IMO7527710
503GT/63.4m-7.8m-4.3m
Base/Kushiro
Built/1976
Photographed at Tokyo 2003

1000トン「しれとこ」型、30メートル「むらくも」型とともに、油断してるとホントにみんないなくなっちゃうぞ状態になりつつある「びほろ」型。20隻が整備されたけれど、どうも年度が替わったあたりで現役は半数以下・・・になりそうな、気になる人にとっては妙に気になるタイプだと思う。

このタイプ、20隻すべてが現役だった最後の年、2003年末の段階で、関東エリア(第三管区)には1隻も配属船がいなかった。いやそれどころか、関東から一番近いとこにいる「びほろ」型って、まあ割と直線距離近場ってことでみてみると、

PM77 さど 1975〜2001 新潟
PM80 いすず 1976〜2009 鳥羽
PM85 さがみ 1976〜1979 小名浜(福島)
PM88 なとり 2006〜2009 福島
PM93 しなの 1978〜1990 新潟

何だか拾ってみるとこんな感じで、最近はどっちかというと「いすず」か「なとり」か状態だったりってのもあるし、それ以前に、「さど」とか「さがみ」とか「しなの」とかそんな名前知らないぞ、みたいなのもあるし、まあそれくらい、関東エリアではレアなものだったりもする。

観閲式になるとぽそっと1隻くらい来てみたりもする(2008年も「ちくご」が来ていたし)けれど、でも稼げて1隻だし、思うに、あの2003年秋の船の科学館の不審船展示の時の「びほろ」型来航ラッシュってのはものすごいレアなことだったんだなあ、と改めて感じたりもするわけだ。

実のところ、この「いしかり」のカットも、2003年の不審船展示がらみの広報活動の一環で東京港にやってきた時のものなんだけれど、その「いしかり」が、昨日2月23日朝、横浜にやってきた。AISで見ていたらどうもいつも1000トンがいるあのあたりに入ったみたいで、写真撮るのはきついけれど、うん、今週末は「元おりえんとびいなす」もあったりするし、これは「ついでに」再会できるかなあ・・・・。

悪い、ホントに申し訳ない。

まなみさんが心の中で「ついでに」などと思ったがために、「いしかり」、昨晩そそくさと横浜をお離れになってしまったのだ。

この「ついでに」という件に関しては、まなみさんは過去にこういう感じで自分の首を絞めている例が、まあいくつもあるわけだけれど、どうやら今回は他の方にもご迷惑をおかけしてしまったみたいな気もするんだよなあ。

でもなあ、はるばる北海道からやってきて、まあそりゃ行動の関係ってのもあるのはわかるんだけれど、10数時間の滞在で帰るなよ、と思いつつ、少なくとも2月23日に横浜にやってきたPM78「いしかり」がそそくさと横浜を後にしてしまった責任の一端は、まなみさんにもあるのかもしれないなあ(笑)。

Manami Ebihara(な)